たび記録

過去の鉄道旅行の記録をまとめます。

砂浜とウォーターフロント開発記 Part5 ~環状線完成・ダイヤ作成~

こんにちは。
A列車で行こう9開発記の続きです。

 

↓前回

chuo-diary.hatenablog.com

 

前回でだいぶ利益基盤が整ったので、今回は環状線を延伸してみようと思います。

↓再掲:路線延伸の方針

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緑が環状線です。実線の鳥端~帆波間は既に営業しており、帆波~矢尻間は線路は敷設されていますが営業運転はしていません。
今回は鳥端駅と矢尻駅を大鉄橋でつなぎ、環状線を一気に完成させます。

 

1、路線の完成

延伸に伴い、鳥端駅は配線を大きく変更します。
下画像でオレンジは中央線、緑は環状線です。左が改築前、右が改築後のイメージです。

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現在1・2番線を中央線、3・4番線を環状線が独立して使っていて、5・6番線は未使用でした。
これを、中央線は増発に備え2~5番線の4本、環状線は外側の1番線と6番線を使うように改築し、駅の前後で立体交差させることにしました。

 

まずは鳥端の北側に新しい線路を敷設していきます。

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こちらは環状線内回り。
少し強引ですが、なるべく既存の建物を潰さないよう地上30m?まで駆け上がる線路を建設しました。

 

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中央線も、環状線と干渉しないよう先に少しだけ作っておきます。

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中央線は地上20mまで登り、ビルの隙間を抜けて北へ向かいます。

 

そして環状線外回り。

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中央線をまたいで大きく左へとカーブします。

 

環状線は矢尻側からも伸ばしていきます。
最初からあったループ線みたいなやつを一部利用します。

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複線とも一気に鉄橋を建設し、鳥端側と繋げて延伸は完了です。

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さらに鳥端駅南側の配線を改良します。
まずは環状線の線路を一旦撤去し…

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中央線を真ん中4本のホームにつなぎ直します。

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そして環状線を外側2線につなぎ直します。
内回りは地下で中央線をくぐり、地上に出てすぐに鳥端駅1番線に入ります。

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これで鳥端付近の改良は完了です。
環状線は鳥端で折り返せなくなったので、ダイヤ改正が必須となりました。

 


続いて、矢尻駅のホームを増やします。
環状線は矢尻駅を拠点にし車庫を併設するので、矢尻駅は環状線だけで2面4線、中央線は1面2線用意します。

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もとの3面4線駅を撤去。ダミーの駅を作って設定をコピーしておくことで、中央線のダイヤ設定が消えないようにしておきました。

 

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3面6線の橋上駅を設置し、右側の1・2番線は中央線をつないでもとの矢尻駅のダイヤ設定をペーストしました。

 

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駅の南にあった踏切を撤去し、環状線の中線(4・5番線)から高架線を立ち上げて車庫への連絡線を作ります。

 

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踏切は南方に移設しました。車庫はダイヤを作成して必要なホーム数が確定してから建設することにします。

 

ということで矢尻駅の配線はこんな感じに。

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さらに、前回作った矢尻貨物駅の脇に旅客駅を設置します。

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中央線と環状線が停車できるシンプルな2面4線駅です。

最後に、夜間留置用に帆波駅北の本線上に設置してあった留置線は撤去しておきました。

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これで環状線はダイヤが組める状態になりました。

 

2、ダイヤ作成

続いて、OuDiaを用いたダイヤ作成を行います。

環状線には各駅停車と快速の2種類を走らせることにします。

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黒が各停、水色は快速です。
環状線優等列車を作るのは初めてですし、現実でも単純にぐるぐる回る列車で優等列車ってあまりない気がするので、上手くいくか分かりません。

 

ということで各停、快速それぞれ所要時間を計測したらダイヤを組んでいきます。
せっかくのA9なので「個別発車」の設定を前提とし、日中はパターンダイヤ、朝夕はラッシュ対応のダイヤを組んでみようと思います。
また、外回りと内回りは完全に独立したダイヤを組み、使用車両も分けます。まずは外回りから作っていきます。

 

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まず日中は快速と各停が交互に、それぞれが30分おきに走るパターンを作成。途中の絹駅で快速が各停を追い越します。

 

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続けて始発~朝ラッシュも作成。各駅停車を最大13分間隔で設定しましたが、退避可能駅が少ないため快速を設定できず、トータルの本数は日中とあまり変わりません。
車両は基本的に矢尻駅の車庫から出区させますが、鳥端と絹に小規模な留置線を設置するほか、帆波では本線上で夜間停泊する列車を設けました。

 

最後に夕ラッシュから終電まで。

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朝ラッシュが終わるときに鳥端や絹の留置線に入れた列車を、再び出庫させて夕ラッシュの増発に当てます。
終電も、朝に出区したのと同じ本数が入区していくことを意識しつつ、だんだん本数が減っていくように設定しました。

途中から列車番号が振ってありますが、外回りはすべて奇数とし、とりあえず各停は01から、快速は1001から連番を振りました。

 

続いて運用を考えます。

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ダイヤを微調整しながら各停・快速それぞれの運用を考え、各停用は12編成、快速用は6編成(外回りだけで)必要なことが分かりました。
一部の快速用編成は深夜帯のみ途中から各停に化ける運用がありますが、これも個別設定で対応します。

 

最終的に列番は全列車4桁に改め(各停は1000代、快速は1500代)、各運用の出庫・入庫の時間を上のようにまとめました。各停用の左端の二けたの番号は運用番号です。f:id:chuo_diary:20210326164141p:plain

各停用編成は毎日運用が変わることにします。真ん中の「17→05→07→…」という羅列が運用の順番を表しています。
たとえばある日17番運用に入った編成は矢尻7時発の列車から運用を始め0:19に帆波に着いて停泊。翌日は05番運用として帆波4:40の列車に入り、10:28に矢尻に着いて車庫に入ります。さらに翌日、07番運用として出庫して4:40に矢尻を発車し…といった具合です。13番運用まで回ったら、翌日からは再び17番運用から順に入ります。

日替わり運用についてはYouTubeにあったリアル志向なダイヤ作成方法という動画を参考にさせて頂きました。

快速運用の方はどの運用も出庫場所と入庫場所が同じなので毎日同じ運用に入ることにします。

 

もう一つ大切なのが、発着番線の設定です。特に運行拠点駅の矢尻は車庫の出入りもあり、時間調整の長時間停車もあるのでひとつずつ設定していきます。
発着番線も備考欄やメモ帳で管理しようかとも思ったのですが、「OuDiaSecond」が便利そうだったのでそちらを使ってみることにしました。

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矢尻駅と、退避可能駅である絹駅の発着番線を設定しました。矢尻駅は3番線が本線・4番線が副本線、絹駅はその逆となっています。

また、矢尻駅も発着時刻を入力することでその列車が何分間停車するのか、あるいは入庫・出庫するのかわかりやすいようにしています。

 

運用についてもOuDiaSecondには便利な機能があるらしいのですが、メモ帳で作ったあとだったのと難しそうだったのでとりあえず番線の設定のみ行いました。

 

長くなってきたので、一旦ここで区切ります。
次回は果たして本当にこのダイヤ通りに列車を運行できるのか……

というか、この本数走らせて利益は出るのか…?

 

今回はこの辺で。
それでは。